アライドアーキテクツとセガネットワークスが戦略的業務提携 SNS活用したマーケティング分野で協業
アライドアーキテクツ株式会社と株式会社セガゲームス セガネットワークス カンパニーは、SNSを活用したマーケティング分野で業務提携すること発表した。
共同サービス第一弾として、セガネットワークスが展開するスマートデバイス向けゲームアプリのマーケティング支援ツール「Noah Pass(ノアパス)」の参加ゲーム事業者に対し、Twitterを使ったマーケティング支援サービス「CheersApp(チアーズアップ)」をアライドアーキテクツが提供する。
「CheersApp」は、ゲーム内にてユーザー参加型のTwitterアンケートキャンペーンを簡単に開催・運用でき、かつ同キャンペーンによって蓄積されるアンケートデータをTwitter広告などのマーケティングに活用できるサービス。本アンケートキャンペーンを実施することで、お客様に自らの楽しむゲームの運営に参加する機会をご提供でき、満足度の向上やゲームの活性化を図ることができる。一方、ゲーム事業者は、アンケートキャンペーンを通して得たデータを活用することで、ゲームユーザーに向けてより効果的なマーケティング活動が可能になる。
また、ゲームタイトルのTwitter公式アカウントのフォローやリツイートを活用したキャンペーン情報の拡散を容易に行うことができる。さらに、フォロワー数の多いゲームユーザーを抽出しピンポイントで広告を配信したり、これらのデータをもとに類似した特徴を持つユーザーへ配信対象を拡大する(類似拡張)ことでさらに広告効果を高めたりと、これまでのTwitterを利用したプロモーションとは異なり、それぞれのゲームと親和性の高いユーザーへ、届けたい情報を提供するといった自由度の高いTwitterマーケティングを行うことができる。
国内においてはスマートデバイス向けゲームの市場が安定的に成長する中、競争が激化するとともにアプリごとの成熟サイクルが加速しており、お客様により長く、高い満足度を持ってゲームを楽しんでいただくことが課題となっている。
こうした背景から、アライドアーキテクツの持つ累計4,000社超が導入するSNSキャンペーンプラットフォームやSNS広告運用の実績・知見、および月間ユーザー数が1,200万(2015年10月時点)を超えるセガネットワークスのマーケティング支援ツールのそれぞれの特長を生かすべく、この度の業務提携に至った。今後、共同サービスを通して顧客満足度の向上とゲーム事業者の収益拡大の両方を図れると見込んでいる。
ゲーム内でキャラクターの人気投票キャンペーンを行い、投票したキャラクターに応じてユーザーごとに異なる広告を表示することでリーチを高めるなど、従来のソリューションでは実現し得ない、「コミュニケーションを通じて生成されたデータ」に基づいた効果的なマーケティング活動が実現できる。