博報堂DYHD、積極的な事業展開を継続し増収 16年3Q決算
株式会社博報堂DYホールディングスは2月5日、2016年3月期第3四半期(2015年4月1日~2015年12月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
売上高 :8715億4800万円(前年同期比 5.9%増)
営業利益 :309億5400万円( 同 17.5%増)
経常利益 :329億2700万円( 同 17.6%増)
四半期純利益:188億9600万円( 同 19.9%増)
2019年3月期を最終年度とする中期経営計画に則り、積極的な事業展開を継続。前年同期比5.9%の増収とした。4マスメディアは、第3四半期に入りテレビを中心に増加に転じるなど、かなり回復。4マスメディア以外では、インターネットメディアを中心に好調に推移し、4マスメディア以外取引合計は前年同期を上回った。売上高を得意先業種別に見ると、「流通・小売業」「情報・通信」「外食・各種サービス」などが増加。一方、「自動車・関連品」「家電・AV機器」「飲料・嗜好品」は現象だった。
利益に関しては、新規連結子会社の取込みおよびグループ全体での収益性向上のためのさまざまな取り組みを継続した結果、11.3%増加。販売費および一般管理費は、増加を抑制した結果、9.9%増加と売上総利益の伸びを下回った。これらの施策により、最終的な四半期純利益は188億9600万円と19.9%増加となった。