フジ・メディアHD、2016年3月期3Q決算 主力の放送事業不振で減益に
株式会社フジ・メディア・ホールディングスは2月3日、2016年3月期第3四半期(2015年4月1日~2015年12月31日)の業績を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :4738億 600万円(前年同期比 1.7%増)
営業利益 : 139億7600万円( 同 23.2%減)
経常利益 : 197億5000万円( 同 30.5%減)
四半期純利益: 136億6300万円( 同 30.4%減)
主力の放送事業では、レギュラー番組が厳しく、スポットも視聴率が伸び悩んだことが影響し、減収となった。動画配信事業の「FOD(エフオーディー)」や映画事業は増収だったが、催物事業は減収となり、売上高全体では減収となった。
そのほかの事業領域では、映像音楽事業、広告事業も減収。一方で制作事業、生活情報事業、都市開発事業が増収となり、全体では前年同期比1.7%増だった。
しかし、主力の放送事業、制作事業、映像音楽事業、広告事業、その他事業の減益が影響し、全体では大幅な利益減となった。