電通、クリエイティブユニット「ハミング・ブレイン」結成 「歌」を起点にコミュニケーション

株式会社電通は、「歌」を起点にしたソリューションで顧客企業の課題解決を図るクリエーティブユニット「ハミング・ブレイン」を、2月1日付で同社内に立ち上げた。ユニットメンバーは、ミュージシャンとして自ら作詞作曲を手掛けるクリエーター、音楽制作領域の専門家、広告クリエーター、CMプランナー、コンテンンツプロデューサーなどで構成している。

「歌」は従来のコミュニケーションにおいても、メッセージを効果的に伝達する手段として広く使われてきた。特に、言葉やビジュアルだけでは表現しにくいブランドの観念的・抽象的な特徴の代弁、あるいは商品スペック訴求時の専門的・理数的な効果の翻訳など、限られた時間内で多くの情報量を伝達する際には、メロディーと歌詞にメッセージが凝縮できる「歌」は大きな力を発揮する。

「歌」の持つ到達力と可能性に着目し活動する「ハミング・ブレイン」は、顧客企業が抱える課題の把握から戦略構築、作詞作曲、各種施策の実施と品質管理に至る全てのコミュニケーション活動を統合し、ワンパッケージで提供していく。
施策は、CMソングをはじめとした楽曲の制作・提供にとどまらず、音楽コンテンツの配信・販売、音楽プロモーション動画の制作・配信、歌詞の書籍化などの出版事業、ライブやフェスティバルのようなイベントの企画・実施、アーティストグッズの商品化など多岐にわたって展開していく予定だ。

 

■「 ハミング・ブレイン」のロゴマーク