サニーサイドアップ、黒字に転換 16年1Q決算

株式会社サニーサイドアップは11月6日、2016年6月期第1四半期(2015年7月1日~2015年9月30日)の業績を発表した。

【経営成績(累計)】
売上高   :37億3900万円(前年同期 32億3300万円)
営業利益  :3億8600万円( 同 マイナス1700万円)
税引前利益 :3億8500万円( 同 1800万円)
四半期純利益:2億3300万円( 同 マイナス2800万円)

前連結会計年度に損失を計上していたSP・MD事業において、飲料メーカーのキャンペーンなど大型案件を獲得し業績を回復させた。bills事業においては、海外店舗が順調に成長するとともに、基幹事業であるマーケティング・コミュニケーション事業が安定的な収益を獲得した。
また、インバウンド需要に対応すべく、外国人をターゲットとするマーケティング支援を展開するBulbous Cell Media Groupの買収を発表。さらに、新規事業「OMOTENASHI NIPPON」に蓄積した経営資源を独立させたスピンオフベンチャーENGAWA株式会社の設立を発表した。
一方、「SSU DIVERSITY LAB」を設立し、国内民間企業初となる卵子凍結補助の制度化や、同性婚・事実婚の場合でも結婚出産祝金や結婚休暇を認める規程改訂などを行った。
これらの結果、売上高を前年同期比15.7%増の37億3900万円にアップさせ、前年同期のマイナスからプラスに転換した。