電通、MKTGを9つ目のグローバルネットワーク・ブランドとして組成 「ライフスタイル・マーケティング」をサービスの柱へ
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、新たに「MKTG」のグローバルネットワークを組成することを発表した。
これまでCarat(カラ)、Dentsu-branded agencies(電通ブランドのエージェンシー)、Dentsu media(電通メディア)、iProspect(アイプロスペクト)、Isobar(アイソバー)、mcgarrybowen(マクギャリーボウエン)、Posterscope(ポスタースコープ)、Vizeum(ビジウム)の8つのグローバルネットワーク・ブランド※を軸に事業を展開している。。
1992年設立(2014年8月に電通が買収)の「MKTG」(本社:米国ニューヨーク市、正式社名:MKTG Inc.)は、消費者のブランド体験や経験価値にフォーカスしたアクティベーション領域に強みを持つ総合マーケティング会社。世界的に知られる多くの有名企業を顧客として抱え、年間約7万件に及ぶアクティベーション・イベントの実施支援を行っている。
MKTGのグローバルなブランド化に向けて、今後当社は12カ月以内にグループ内企業の再編を行う。具体的には、MKTGと同様のサービスを提供しているpsLIVE(ピーエスライブ)の欧州とアジア太平洋地域に展開する全ての拠点、および南アフリカに展開するCrimson Room(クリムゾン・ルーム)とオーストラリア/ニュージーランドに展開するApollo Nation(アポロ・ネイション)、ならびに米国でスポーツやエンターテインメント領域の事業を展開するTeam Epic(チーム・エピック)、の全てのグループ内企業をMKTGのネットワークに組み込む。
これにより、MKTGは14カ国に約1,000名のフルタイム従業員を抱えるグローバルネットワークとなり、スポーツ/エンターテインメント/アクティベーション/スポンサーシップ/ホスピタリティー/戦略策定/市場調査/効果測定/デジタルクリエーティブ/コンテンツ/デザイン/リテールマーケティングなどのサービスを統合的かつフルに提供できるようになる。企業や商品・サービスのブランドが消費者の日常生活において重要なポジションを占める存在になることを支援する「ライフスタイル・マーケティング」において、MKTGをこれまで以上に進化させることで、ライフスタイル・マーケティングを同社グループのサービスの柱の一つとして強化・拡充していく。
※8つのグローバルネットワーク・ブランドの位置付けは以下のとおり。
・メディアエージェンシー:Carat(カラ)、Dentsu media(電通メディア)、Vizeum(ビジウム)
・クリエーティブエージェンシー:Dentsu-branded agencies(電通ブランドのエージェンシー)、mcgarrybowen(マクギャリーボウエン)
・デジタルエージェンシー:iProspect(アイプロスペクト)、Isobar(アイソバー)
・OOH領域専門(屋外・交通広告)のエージェンシー:Posterscope(ポスタースコープ)