マクロミル、海外で展開するデジタルマーケティング施策の効果測定を可能に

株式会社マクロミルは、デジタルマーケティング施策の態度変容効果を実行動ベースで測定するサービス「AccessMill(アクセスミル)」の海外対応版、「GLOBAL AccessMill(グローバル アクセスミル)」を10月6日より提供開始した。

本サービスを通じて、ログデータの測定可能地域は、日本国内に加え主要10か国(オランダ、イギリス、アメリカ、スペイン、ドイツ、フランス、イタリア、ブラジル、インド、中国)に拡大した。今後は、訪日需要が大きく見込まれているアジア地域を含め、延べ30カ国程度へ拡大予定。これにより、グローバルにデジタルマーケティング施策を展開されている顧客は、国内外で展開する施策の効果を統合して測定・分析をすることが可能になる。

「GLOBAL AccessMill」は、マクロミルが2014年10月に統合したメトリクスラボ社との共同開発サービスの第一弾としてマクロミルグループにおける戦略的商品と位置付けており、グローバル市場を土俵としたデジタルマーケティング分野において効果測定手法のグローバルスタンダードとなることを目指している。
今回リリースした「GLOBAL AccessMill」は、従来の「AccessMill」が活用しているマクロミルの独自開発データプラットフォーム「Lognos(ログノス)」を海外対応することで実現した。今後、Lognosプラットフォームを拡張し、多様なログデータとアンケートによる意識データを統合分析することで、新しい消費者インサイトを導く取り組みを加速していく。