博報堂行動デザイン研究所、東京+アセアン5都市の生活者の行動を比較調査
博報堂行動デザイン研究所は、東京とアセアン5都市の生活行動比較調査の結果を発表した。第一回レポートとして、各都市の「行列」に対する意識と行動についてまとめた結果を発表している。
この調査は、東京(日本)、シンガポール、クアラルンプール(マレーシア)、バンコク(タイ)、ジャカルタ(インドネシア)、ホーチミンシティ(ベトナム)の6都市の一般生活者20歳~69歳男女(アセアン各国はSECのA層~D層まで)を対象に調査を実施。サンプル数は各国500人となっている。
それによると、「行列に抵抗がある」「行列に並ばない」がともに1位になるなど、日本人は“行列嫌い”であることが明らかとなった。一方で、行列が起きる典型的なケースである「人気のレストラン(31.6分)」「遊園地のアトラクション(48.5分)」「話題のケーキ、アイス、パンのテイクアウト(19.7分)」の項目において、「気にならず待つことができる時間」がアセアン各国を上回っている。とくに“20代女性”が最長(平均38.3分)待つとしている。