大日本印刷、主婦の友社と業務・資本提携。

大日本印刷株式会社と株式会社主婦の友社は、5月8日、業務・資本提携を行うことに合意したと発表した。
大日本印刷は、丸善株式会社や株式会社図書館流通センター、株式会社ジュンク堂書店等の流通各社と資本提携を行うなど、出版流通事業を強化している。
一方の主婦の友社は、この十数年の出版市場の低迷を構造的なものと捉え、出版物の製造コスト、物流コストの見直しを行うとともに、出版物をベースとしたコンテンツビジネスへと進出を図ってきたものの、業績は思うよう回復しなかった。

事業定型により、生活者視点にたったコンテンツ制作や、紙・電子など多様なメディアを効率的に制作する制作体制の改善を目的とした業務提携を行う。
大日本印刷波は、主婦の友社の普通株式を取得し、これにより、既保有株式と合わせ、総議決権数の約39%を保有することになる。
また、取締役1名、監査役(非常勤)1名を大日本印刷から派遣する予定です。