博報堂生活総研、マイビッグデータに対するプライバシー意識の報告書公開
博報堂生活総合研究所は8月26日、「マイビッグデータ」に関する意識調査の第二回調査レポートを発表した。
この調査は、ウェアラブル端末や遺伝子検査などの新技術により知り得る「自分自身の情報(マイビッグデータ)」に対し、生活者がどのように考えるかなどを調査・分析したものだ。第二回レポートは「生活者のプライバシー意識」に焦点を当てたものとなっている。
それによると、調査の対象となった1,500名に「自分のこと(マイビッグデータ)を包み隠さず共有できる」存在について、思いつく限り挙げてもらったところ、もっとも多く挙がったのは、「異性(恋人や配偶者)」17.9%だった。2位は「友達」12.7%で、「親」4.7%を大きく引き離していた。
一方で、過半数となる53.8%の人が「いない」と回答していることがあきらかとなった。既婚者でも、配偶者を挙げる人は4分の1以下だったという。
また「もっと○○のココロが分かればいいのに」と思う存在では、「異性(恋人・配偶者)」19.3%、ほぼ同率で「ペット」18.2%が上位だった。女性に限ると、「ペット」が「異性」を上回った。