デジタルガレージ、15年6月期決算 全事業好調で売上・営業利益が増加

株式会社デジタルガレージは、2015年6月期(2014年7月1日~2015年6月30日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :380億8700万円(前期比 12.8%増)
営業利益  :48億1000万円( 同 84.4%増)
経常利益  :76億1000万円( 同 71.3%増)
当期純利益 :50億8100万円( 同 78.5%増)

東京・サンフランシスコ・香港の3拠点体制を確立し、さらに、米国の有力スタートアップ支援スタジオBetaworksStudio,LLCとの共同事業を開始する等、グローバル展開体制を構築。
マーケティング事業においては、広告・プロモーションを手掛けるディージー・アンド・アイベックスカンパニーは、アフィリエイトマーケティング等のパフォーマンスアドが牽引して成長を持続するとともに、スマートフォン向けの広告販売も拡大した。また、これまでにデジタルマーケティング領域で培ったノウハウとビッグデータの解析技術を組み合わせて、より収益性の高いスマートフォンアプリ広告のソリューションを提供し、アジアを中心にインバウンド及びアウトバウンドのアプリビジネスを支援する取り組みも開始致した。これらの結果、売上高は対前年同期比で8.4%増、営業利益は対前年同期比24.7%増となった。
その他ペイメント事業およびインキュベーション事業においても売上高および営業利益が対前年同期比で増加した。
また、投資利益20億8000万円および為替差益10億9000万円の計上等から、経常利益は対前年同期比71.3%増となり、さらに関連会社であるカカクコムによる自己株式の公開買付けに応募し、保有株式を一部譲渡したことにより持分変動利益23億6300万円を計上し、当期純利益は対前年同期比78.5%増となった。