共同印刷、16年3月期1Q決算発表
共同印刷株式会社は8月7日、2016年3月期第1四半期(2015年4月1日~2015年6月30日)の業績を発表した。
【連結経営成績】
売上高 :208億6300万円(前年同期比 3.8%減)
営業利益 :マイナス1億8300万円(前年 4900万円)
経常利益 :1億8900万円(前年同期比 47.9%減)
四半期純利益:2億7700万円( 同 105.4%増)
出版商印部門ではマンガを中心とした受注拡大をめざしたが、コミックスは増加したものの書籍は減少となり、定期刊行物も減少したため、売上高は前年同期を下回った。一般商業印刷では、販促DMは増加したが、カタログやチラシなどが減少したため、やはり売上高が前年同期を下回った。
生活・産業資材系事業では、パーシャルオープンや化粧品向けラミネートチューブの受注拡大に注力するとともに、独自開発した吸湿・吸着機能を持つ高機能製品の機能と用途の拡大を図り、新たな需要の創出に努めたが、紙器や産業資材、建材製品が減少し赤字となった。
これらにより全体の売上高は前年同期比で3.8%減となり、営業利益が赤字化し、経常利益も半減した。