電通、2015年12月期1Q決算 二桁の伸びを記録する増収増益

株式会社電通は8月11日、2015年12月期第一四半期(2015年4月1日~2015年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
収益     :1,720億2700万円(前期比14.9%増)
売上総利益  :1,611億1100万円(同 15.4%増)
営業利益   :122億5400万円(同 23.4%増)
四半期利益(親会社の所有者に帰属)   :68億3800万円(同 74.8%増)
調整後営業利益:192億8200万円(同 37.5%増)
調整後四半期利益(親会社の所有者に帰属):136億5300万円(同 41.0%増)

2014FIFAワールドカップブラジル大会の反動減などがあったが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のスポンサーシップ・セールスや国内グループ会社の貢献により、国内事業の売上総利益は741億9000万円で前年同期比プラス。海外事業の売上総利益のオーガニック成長率は、新規クライアントの貢献もあり、前年同期比13.7%増と好成績だった。地域別に見ても、EMEA(同11.1%増)、Americas(同10.4%増)、日本を除くAPAC(同22.5%増)と、海外事業の調整後営業利益は前年同期を大幅に上回るなど、トップラインからボトムラインまで二桁成長を達成した。