博報堂、地方自治体向けプログラム 「地域エディットブランディング」を提供
株式会社博報堂が提供する地域ブランディングプログラム「LoCoBra」、地域への移住をテーマにしたWEBメディア「雛形」編集部(運営:株式会社オズマピーアール)、地域の魅力を発信するWEBメディア「colocalコロカル」編集部(運営:株式会社マガジンハウス)は、地域創生に関わる活動の企画・運営を支援する共同プログラム地域エディットブランディング」の提供を開始した。
「地域エディットブランディング」は地域が持つ固有の「らしさ」を発掘し、ブランド価値として再構築する活動を地域社会とともに推進する地域応援プログラム。博報堂の地域ブランディングの視点、地域をテーマにした各メディアの視点(ソトの視点)と地域住民ならではの視点(ウチの視点)を組み合わせ、これまで気づかなかった地域の魅力を固有の「らしさ」として再発見し、ブランド構築、プロモーション戦略の起点として活用する。
地域の魅力を掘り起こし、土地ならではの価値として育てるためには、外部の企業や専門家だけではなく、地域に根付いた視点や意見が欠かない。そのため、多様な意見や価値観の違いを対話によってまとめあげ、一つのコミュニティとして組織化していく「参加の場」づくりが必要不可欠となる。「地域エディットブランディング」は、地域の目線と専門家の目線を連携させ、共に手を取り合いながらブランドを育てる「共創型」プログラムとして、「参加の場のデザイン」「コミュニティ構築」に数多くの実績を持つメンバーがプロジェクト全体をリードする。
今後、当プログラムの企画・運営チームは、他メディアをはじめとする様々な企業・団体と連携しながら地域のビジョン開発、産品開発、文化・観光振興、定住促進、シティプロモーションなど様々な各地域の多種多様な課題に対応したプログラムを開発、提供していく予定。なお「地域エディットブランディング」は、兵庫県豊岡市移住戦略プロジェクト「TOYOOCOME(トヨオカム)!」にて既に実施が決定している。今後、2016年2月末までにインタビューツアーやワークショップなどを通して豊岡市への移住・定住を促すプロモーション戦略立案をおこなう予定。