博報堂生活総研、消費意欲指数・デフレ生活指数を発表 8月としては低い水準に
株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は8月3日、「生活インデックスレポート・消費動向編・8月(消費意欲指数・デフレ生活指数)」を発表した。
「生活インデックス」とは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数。それによると、8月の消費意欲指数は50.3点と、前月比で0.2ポイント下降したが高い数字を維持。ボーナスや夏休みなどにより消費意欲指数の上昇が引き続いている。ただし、8月としては調査を開始した2012年以降最低値となった。消費税増税が影響していた前年と比べても-1.3ポイントとなっており、消費税増税に物価上昇が続く中で根付いた節約意識がブレーキとなっていると推測されている。
デフレ生活指数は62.2点で、前月比1.1ポイント減で大きな変動は見られなかった。