BtoC企業、スマホサイト開設率は67.7% 日経BPとD2C調べ
日経BP社「日経デジタルマーケティング」、株式会社D2Cは、「2015年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査」の結果を発表した。2015年5月に実施したもので、日本国内の上場企業および有力未上場企業の計439社から回答を得た。
それによると、スマートフォンによるネット利用者の増加を背景として、BtoC企業の2014年度のスマートフォン広告出稿比率は前年度比22.3ポイント増の53.3%と急増(全体は26.2%)、スマートフォンサイト開設率も同23.2ポイント増の67.7%(同39.4%)にまで達していた。アプリの提供は29.9%が行っていた。
こうしたBtoC企業のサイトにおいて、訪問者数(UU)に占めるスマートフォン経由の比率は平均33.8%。スマートフォン経由比率が30%を超えた企業が52.4%と過半数になっている。
マーケティング活動に対するスマートフォンの貢献については、「顧客層の拡大(27.3%)」「売上の増加(24.7%)」「見込み客の拡大(22.6%)」などをあげる企業が多かったという。