APAC地域のスマホ広告市場、18年には約4倍に CyberZ調査
株式会社CyberZは、アジア太平洋地域(APAC)13か国・地域(日本、中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インド、オーストラリア)のスマートフォン広告市場動向調査の結果を発表した。
株式会社シード・プランニングのデジタル領域の市場・サービス調査機関であるデジタルインファクトと共同で、調査を実施した。対象期間は2014年1月~2014年12月で、APACのスマートフォン広告出稿額を推計し、市場規模予測を算出した。
それによると、APAC地域の2014年スマートフォン広告市場成長は、中国・日本がけん引し、市場規模は1兆2,343億円だった。前年比256%と急速に拡大している。韓国・台湾市場は日本企業の進出が進み、韓国市場は2014年839億円、2018年には約2.3倍の1,942億円に拡大する見込みだ。一方、台湾市場は2014年143億円、2018年には約4.8倍の692億円に拡大するという。さらに東南アジア市場においても、2014年154億円の規模が2018年に約8倍に拡大する見込みだ。とくにインド市場は、2014年60億円から2018年に約13倍に拡大すると予想されている。APAC全体でも高い成長水準を維持し、2018年には約4倍の4兆8,161億円に拡大すると予想された。