テレビ朝日(東証)決算、当期純損益17億1600万円の赤字。社長交代。

 株式会社テレビ朝日は、平成21年3月期の連結業績を発表した。
売上高は前期比2.2%減の2471億9200万円、営業利益は前期比79.8%の20億1500万円、経営利益は前期比71.5%の34億4400万円、当期純損益は17億1600万円の赤字となった。

テレビ放送事業では、ゴールデンタイムは28 年ぶりの民放3 位以上、プライム2 は平成9 年の以来最高の数字を記録し、4 年連続の1 位となったが、スポット収入は売上シェアの大きい「食品・飲料」「サービス・娯楽」をはじめ、「薬品」「金融・保険」「輸送機器」「出版」「住宅・建材」といった業種が大幅に低迷したため、前期比118億9000万円(△12.1%)減の860億2600万円となった。

同社は経営環境の急激な変化に迅速に対応するためとして、代表取締役社長の異動を発表。
代表取締役社長だった君和田 正夫氏は代表取締役会長に、新社長には副社長の早河 洋氏が就任する。
就任予定日は平成21年6月25日。