電通、英国のEコマース専門エージェンシー「eコメラ社」を買収
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、コンテンツやブランド体験と消費体験の統合化を図る「ブランド・コマース」領域のケーパビリティーを強化するため、英国のEコマース専門エージェンシー「eCommera Global Limited」(以下「eコメラ社」、本社:ロンドン市)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意した。
eコメラ社は、Eコマースの技術サービスプロバイダーとして2007年に発足し、一時はEコマース企業の技術サービス部門(eCommera)となっていたが、2015年3月に分離・独立し、今日に至る。
eコメラ社は「ブランド・コマース」領域に強みを持ち、世界有数の小売業や消費財メーカーに対し、Eコマース・ソリューションの開発・提供、メンテナンス、コンサルティングを行っている。世界30市場において150を超える顧客のEコマースサイト運営を支援している。
【eコメラ社の概要】
社 名 :eCommera Global Limited(eコメラ社)
本社所在地:英国 ロンドン市
ブルガリアとインドにEコマース関連の
技術・サービス開発を行う開発センターを保有
設 立 :2015年3月 (前身の設立は2007年2月)
株主構成 :買収手続き完了後
電通イージス・ネットワーク 100%
収 益 :1,760万ポンド(約33.6億円)(2015年3月期のeCommeraの部門収益)
代 表 者 :Mark Fagan(CEO)
従業員数 :275名
事業内容 :Eコマース・ソリューションの開発・提供、
メンテナンス、コンサルティングなどのビジネスを世界30市場で展開