第68回「広告電通賞」決定 総合広告電通賞はパナソニックが受賞

株式会社電通は6月1日、第68回「広告電通賞」の入賞作品を発表した。
総合広告電通賞にはパナソニック株式会社が選ばれた。パナソニック株式会社は、松下電器産業株式会社から数えると7年ぶり31回目の受賞となり、パナソニック株式会社としては初。
なおパナソニック株式会社は、「ラジオ」「アウトドア」で広告電通賞を獲得したほか、「新聞」「雑誌」で最優秀賞を、さらに「新聞」「テレビ」「アウトドア」でそれぞれ優秀賞を獲得するなど、広告活動全般にわたる優れた成果が評価された。

5月29日、東京・千代田区の帝国ホテルで広告電通賞審議会の最終選考委員総会が開かれ、新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、アウトドア、デジタルそれぞれの「広告電通賞」「最優秀賞」「優秀賞」、プロモーションの「広告電通賞」「優秀賞」、「インテグレーテッド・キャンペーン賞」「準インテグレーテッド・キャンペーン賞」、名古屋・九州・北海道3地区の「地区広告賞」「準地区広告賞」が別紙の通り決まり、最後に総合広告電通賞が決定した。今回選考の対象となった広告作品は、2014年4月1日から2015年3月31日までに実施されたもので、選考委員会にかけられた作品点数は1,467点、最終選考に残った作品は363点。

本年4月に、東京、大阪、名古屋、九州、北海道の5地区で地区予選が行われ、5月25日~28日に東京で開かれた最終選考会において、予選通過作品の中から入賞作品が選出された後、5月29日の最終選考委員総会に諮られ、各賞61点が決定した。

上記以外の種目の広告電通賞は下記の通り。

■新聞広告電通賞:株式会社IHI
■雑誌広告電通賞:サントリーホールディングス株式会社
■テレビ広告電通賞:株式会社ポーラ
■デジタル広告電通賞:スリーエムジャパン株式会社
■プロモーション広告電通賞:富士ゼロックス株式会社
■インテグレーテッド・キャンペーン賞:キリンビバレッジ株式会社
                    /江崎グリコ株式会社

贈賞式は、7月1日に東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで行われ、入賞作品は、東京・汐留の「アド・ミュージアム東京」において8月6日~9月26日に展示される。

◆リリース(その他受賞作品についてはこちら)
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf