マイクロアドプラス、メディアや枠を指定する広告配信サービス開始
株式会社マイクロアドの関連会社である株式会社マイクロアドプラスは、2015年5月12日より、大手メディアに精度の高い広告配信を行うサービス「MicroAdPlus Premium Exchange」の提供を開始する。
これまでマイクロアドプラスは、顧客に対してデジタルに特化したプランニングやマーケティング、そして商品開発を行うデジタルデザインカンパニーとして、マイクロアドが提供するDSP「MicroAd BLADE」を主軸とした運用型広告の開発に注力してきた。なお本サービスは、2014年12月3日に発表したカルチュア・コンビニエンス・クラブ社(以下CCC)との業務提携に関する取り組み。
今回提供を開始する「MicroAdPlus Premium Exchange」とは、CCC社及びCCCの100%子会社であるCCCマーケティング社が保有する実店舗の購買から推計したデータ(※1)と、マイクロアドが保有するWeb行動履歴のデータを掛け合わせた高精度なターゲティング技術を利用し、大手メディアを指定してダイレクトに広告配信を行うサービス。
本サービスの提供開始により、マイクロアドプラスでマネジメントする大手メディアや、マイクロアドの関連会社である株式会社エンハンスが提供する「Publisher Trading Desk」を通じて、大手メディアの広告枠毎の指定や優先的な在庫確保など、プライベート取引に必要なソリューションを実現する。
【「MicroAdPlus Premium Exchange」の特徴】
・CCC社及びCCCマーケティング社が保有する実店舗購買データを用いた広告配信が可能
・マイクロアドプラス、及びエンハンス社がマネジメントする大手メディアとの優先取引が可能
・MicroAdBLADEのオーディエンスターゲティング/リターゲティングを用いた広告配信が可能
(※1) マイクロアドは、2014年12月に、アドプラットフォーム事業においてCCCマーケティング社と業務提携を行い、2015年1月より「MicroAd BLADE」においてCCCグループが保有する実店舗の購買者カテゴリデータを用いた広告配信サービスの提供を開始した。
また同年4月には、本サービスの戦略的拡大に向け、マイクロアドプラスがCCCマーケティング社より資本提供を受けることに合意した。なお本サービスは個人が特定できないよう情報管理を行っているとのこと。