電通、2015年3月期決算 国内外ともに伸び増収増益

株式会社電通は5月14日、2015年3月期(2014年4月1日~2015年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
収益     :7,286億2600万円(前期比10.4%増)
売上総利益  :6,769億2500万円(同10.1%増)
営業利益   :1,323億500万円(同23.3%増)
調整後営業利益:1,319億3700万円(同5.1%増)
当期利益(親会社の所有者に帰属)   :798億4600万円(同20.1%増)
調整後当期利益(親会社の所有者に帰属):928億7500万円(同10.0%増)

消費増税の影響もあったが、国内事業においては、売上総利益は前期に比べ1.7%増加。「2014FIFAワールドカップ ブラジル大会」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」のスポンサーシップ・セールスなどの貢献もあり、前期を上回った。海外事業も、新規顧客の貢献もあり、大きく伸び、地域別では、EMEA(同9.7%増)、Americas(同7.9%増)、APAC(同14.4%増)と、いずれも前期を上回った。
なお同社では、国際的な比較可能性を高めるため、本決算からIFRS(国際会計基準)を適用しており、前期との比較もIFRSに準拠している。