電通、タイムアウト東京と共同で「タイムアウト東京マガジン」中国語版を創刊

株式会社電通は、タイムアウト東京株式会社と共同で、同社が発行するフリーマガジン『Time Out Tokyo Magazine』(タイムアウト東京マガジン)の中国語版を2015年6月に創刊する。

タイムアウト東京は、ロンドンを本拠地に世界37ヵ国85都市で展開されているシティガイド「Time Out」東京版として、英語版マガジンをはじめ、ガイドブック、ウェブサイト、アプリなどを運営している。「Time Out」は2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックでは公式トラベルガイドとして採用されるなど、1968年の創刊以来グローバルにブランド力のあるシティガイドとして知られている。

今回、電通とタイムアウト東京が共同で発行する中国語版は、2014年以降の訪日中国人の激増を背景に、訪日中国人向けに特化したメディアとして年2回発行。
配布場所は、空港、観光案内所、地下鉄主要駅、ショップ、カフェ、レストラン、ホテルに加え、訪日前の現地空港なども想定しており、10万部の発行(繁体字5万部、簡体字5万部)を予定している。マガジンの体裁はA4変形/84ページ。

創刊号は、シティガイドとしての役割に加え、東京での購買を喚起する「Tokyo Shopping Guide」としての役割を担えるメディアを目指す。週末に買い物目的で中国から東京に訪れる個人旅行客のニーズに合わせて、旬な商品情報・東京情報を先取りし、一冊で買うべきもの、行くべき場所をガイドできるものにする予定。
中国で発行している『タイムアウト上海』『タイムアウト北京』『タイムアウト香港』で築いたマガジンへの期待やブランド力を有効に活用し、相乗効果を生み出すことで、訪日中国人向けに特化したソリューションを展開していく。