大日本印刷、アイトラッキング技術とPOSを活用するマーケティングサービスを開始
大日本印刷株式会社(DNP)は2月13日、アイトラッキング技術とID-POSデータを活用した調査・分析による、パッケージデザインや販促物などのマーケティング評価を行うサービスを開始した。
このサービスは、対象商品に対する生活者の購買行動プロセスの把握と問題点を抽出する「課題抽出サービス」と、パッケージや販促物などが計画通りの効果を発揮しているのかを評価する「効果検証サービス」で構成される。
2月から、静岡鉄道株式会社が発行する「しずてつカードLuLuCa」の会員を対象にして、同グループのスーパーマーケットチェーン「しずてつストア」の一部店舗と連携し、同サービスを開始している。「しずてつストア」店舗でID-POSを利用する実働会員は約25万人。企業(今回は静岡鉄道)が保有するID-POSデータに基づいて対象モニターを選出し、モニターがアイトラッキング用の機器を装着して、できるだけ普段通り買い物をすることで、商品の購買決定プロセスや、商品パッケージ・販促物の課題を明確にするためのデータを蓄積する。