サイバーエージェント、スマホでアプリとウェブ横断したリタゲ広告を配信
株式会社サイバーエージェントのアドテクノロジー商品の開発を行うアドテクスタジオは、スマートフォンデバイスにおけるアプリとウェブを横断したリターゲティング広告を実現するSDKの提供を開始した。
今回、提供を開始するSDKは、同社が開発した独自の技術(特許出願中) (※1)により、スマートフォンアプリを利用したユーザーと、スマートフォンデバイスにてウェブサイトを閲覧したユーザーの識別を行うことが可能となり(※2)、アプリとウェブを横断したリターゲティング広告の配信を実現する。
本SDKを導入いただくことで、広告主企業は、これまでのターゲティング広告で実現できなかった、スマートフォンアプリのマーク(※3)を活用したウェブ面への広告配信や、ウェブサイトのマーク(※4)を活用したスマートフォンアプリ面への広告配信が可能になる。今後も増加を続けるスマートフォンアプリ利用ユーザーを対象に、高精度なターゲティング広告の配信を実現し、広告主企業の広告効果の最大化に貢献する。
第一弾として、同社が提供する3つのアドテクノロジー広告「AMoAd(アモアド)」「Dynalyst(ダイナリスト)」「Smalgo(スマルゴ)」にて、本SDKを活用したリターゲティング広告の配信を2015年2月末より開始する。
※1 スマートフォンにおいて、ブラウザを利用したときの閲覧情報と、各アプリを利用したときのそれぞれの閲覧情報が、同一のスマートフォンによるものかどうかを判別する技術。同社独自の技術で、特許出願中。
※2 本SDKにて取得する情報により、閲覧の有無を識別する照合をしても、個人を特定することはなく、広告の閲覧者にわかるようオプトアウト導線を設けるなど適切に取り扱う。
※3 スマートフォンアプリにおけるマークはIDFA、AdvertisingIDを使用する。
※4 ウェブサイトにおけるマークはCookieを使用する。