博報堂、ハウス食品グループと小学生向け食育ゲームの提供開始
ハウス食品グループ本社株式会社と特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド、株式会社博報堂(フードロス・チャレンジ・プロジェクト)は、小学校低学年の子どもがフードロスの問題を体感・学習できる食育ゲーム「もったいない鬼ごっこ」プログラムを開発した。
世界では人が消費するために生産された食料の約3分の1(1年あたり約13億トン)が、人の口に入ることなく廃棄されてしまっていると言われており、また日本でも、年間約1,800万トンの食品廃棄物が排出されており、このうちいわゆる「フードロス」とよばれる「本来食べられるにも関わらず廃棄される量」は500~800万トンと試算されている。。
「もったいない鬼ごっこ」はこの「フードロス」がどのように発生しているのか、子どもたちにわかりやすく伝えると共に、日常生活における「食べる」ことへの感謝の気持ちを啓発する、食育プログラム。
同プログラムは今後、より多くの教育の機会に役立てるため、ゲームの説明書や必要な素材などを希望される教育機関やNPO団体などに無償で提供する予定。