電通、米ネット広告会社「ロケット・インタラクティブ社」買収
株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は17日、米国のデジタル・マーケティング・エージェンシー「Rockett Interactive, Inc.」(以下「ロケット・インタラクティブ社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意したことを発表した。
2004年に設立されたロケット・インタラクティブ社は、ディスプレー広告や検索連動型広告を含むデジタル領域全般のキャンペーンを取り扱っており、特にデータ分析とアトリビューション領域に強みを持ったエージェンシー。
具体的には、消費者データや購入データと広告媒体のデータをマッチングさせ、消費者が商品・サービスの購入に至る過程で接触したデジタル広告を時系列に追跡・分析することで、各広告の購入への寄与度を明確にする(アトリビューション)同社ならではの技術を保有している。
今後、ロケット・インタラクティブ社は、当社グループのグローバルなエージェンシー・ネットワークブランドのひとつで、デジタル・パーフォーマンス・マーケティング領域を専門とするiProspect(アイプロスペクト)ブランドとして事業を展開していく。
【ロケット・インタラクティブ社の概要】
社名:ロケット・インタラクティブ社
(Rockett Interactive, Inc.)
http://rockettinteractive.com/
本社所在地:米国・ノースカロライナ州・ケーリー市
設立 :2004年2月
株主構成 :電通イージス・ネットワーク100%(取得後)
売上総利益:US$1,590,000(約1.9億円)(2013年12月期)
代表者 :Mark Rockett (CEO)
従業員数 :20名
事業内容 :データ分析やアトリビューションを中心としたデジタル広告関連サービス