オプトら、「スマートデバイス時代の情報・広告意識調査」の結果を発表
株式会社オプトと株式会社グルーバーは12月11日、スマートデバイス時代の広告と情報に対する人々の意識・行動に関する共同調査の結果を発表した。調査日時は11月22日~24日で、ふだんスマートフォン/タブレットを利用している満20~69歳の男女個人1,000人から有効回答を得た。
それによると、1日のスマートフォン平均利用時間について、「検索・情報収集・サイト閲覧」の平均時間は平日・休日とも40分超で、「通話・メール・メッセージの送受信」にかける時間(平日・休日とも平均21分)の2倍程度となっている。性・年代別にみると、「検索・情報収集・サイト閲覧」「その他(作業、ゲーム他)」は男女とも若い人ほど多く、「検索・情報収集・サイト閲覧」については、女性の20~34歳では1日平均60分を超えていた(平日63分、休日65分)。
アクセスするサイトや利用するアプリの分野では、「天気」(45%)がトップ、以下「Twitter、Facebook、LINE」(30%)が続いた。趣味・文化・エンターテイメント系では「音楽」(20%)、「ゲーム」(19%)、「動画・画像」(18%)などの利用が多かった。
オンラインメディア上の広告についてどう考えるかをたずねた。『そう思う(計)』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)とする人の比率をみると、「広告があるのは、無料のサービスであれば仕方ない」という見方が82%と大多数を占める一方で、「広告は邪魔なので非表示にしたい」という人も79%にのぼった。
望ましいインターネット広告について、同感する(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)人の比率をみると、「商品を売り込むだけの広告より内容がおもしろい・楽しい広告の方が良い」(74%)が4人に3人の割合でもっとも多い。この他、「広告は商品情報だけを詳しく示せばよい」(64%)、「少しでも安い商品を教えてくれる広告が良い」(64%)、「商品のことばかりでなく、流行や社会のことについて教えてくれる広告が良い」(63%)なども同感する人が多かった。