博報堂生活総合研究所、未来に対する提言「BIG PRESENTATION」開始 2015年は「デュアル・マス」

博報堂生活総合研究所は12月4日、生活者の未来について提言していく「BIG PRESENTATION」を本年より開始することを発表した。
「BIG PRESENTATION」は、“大きな変化の時代に、大きな知恵を”という視座から提言を行うもの。生活総研が毎年発表してきた「生活動力」のコンセプトを踏襲し、より大きな視座で人々の動きを捉え、社会と生活の未来像を提言するプレゼンテーション・コンテンツとなる。
2015年のタイトルは「デュアル・マス」。戦後70年、戦後レジーム(55年体制)確立から60年という節目を迎え、21世紀の大きな構造変化を受け止め、主体的に生活の基盤を選択し始め、「2つの塊」に収束していく動きがあるという。生活総研では、この動きを「デュアル・マス」と名付けたとのこと。
デュアル・マス化が進むのは、3つの生活領域で、「1人で生きる暮らし(=独衆)/誰かと生きる暮らし(=族衆)」「40代以上(=ビフォーバブル)/30代以下(=アフターバブル)」「ピンと来る来ないで選ぶ人(=ピン衆)/良いか悪いかロジカルに決める人(=ロジ衆)」。それぞれこの2つに生活者の行動スタイルは収束していくと考えられる。