博報堂生活総研、2014年ヒット商品を分析「今年のときめきランキング」発表
博報堂の生活総合研究所は11月26日、今年に生活者が関心を示したモノ・サービス・コンテンツ事例(ヒット商品)について、「今年のときめき」と題した調査を実施した結果を発表した。調査対象は15~69歳の男女で1,008人から回答を得た。
それによると、今年欲しくなったり、体験したくなってワクワクしたこと、実際に購入や体験をして感動したことなどの「ときめき」1位は、高級ホテルのような「おもてなし」を味わえる観光列車や足湯が設置された新幹線などで「質」の高い体験を楽しめる【特別列車旅行】だった。
「ときめき」ランキングでは他に、USJ「ハリー・ポッター」や高音質音楽プレイヤーなど、今までにない「質」の体験を提供するモノやサービス、コンテンツが多数ランクインした。これについて同研究所は、「生活者の価値観が“安さ”から“質”へ動いていることがうかがえる」とコメントしている。また、博報堂生活総合研究所では、この調査結果を分析し、2014年のキーワードを「体験の品質」だとしている。
●今年のときめきランキング(全体)
1 特別列車旅行 64.9
2 3Dプリンター 64.7
3 USJ「ハリー・ポッター」 62.3
4 高音質音楽プレイヤー 59.9
5 ソチ五輪 57.6
6 超大型ショッピングモール 57.0
6 車内が広い軽自動車 57.0
8 消せる色えんぴつ 56.7
9 携帯電話の格安通話 55.6
10 SIMロックフリー端末 54.7
11 3Dマッサージシート 54.4
12 食べ放題朝食 53.4
13 新型ロボット掃除機 52.8
14 家庭内野菜工場 52.5
15 マットもホースもないふとん乾燥機 52.3
16 お1人さま旅行 50.6
17 定番菓子の再登場 50.0
18 折りたためる長靴 49.8
19 グルメガイド本「ランチパスポート」 48.3
20 肉ブーム 48.2
詳細レポート(PDF)
http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2014/11/20141126.pdf