電通、アジアで総合エンタメビジネスを推進する合弁会社に出資
株式会社電通は、株式会社海外需要開拓支援機構(以下「クールジャパン機構」)、吉本興業株式会社、株式会社ドワンゴ、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、滋慶学園グループ、イオンモール株式会社が共同で事業運営予定の合弁会社、株式会社MCIPホールディングスに3億円出資することを発表した。
クールジャパン機構が掲げる、日本の魅力ある商品・サービスの海外需要開拓を目的とし、共同出資各社のアジア地域における知見やノウハウと、電通が保有する海外ネットワークをはじめとするアセットを活用・連携させることにより、大規模なスキームによる総合エンターテインメントビジネスの展開を目指す。
株式会社MCIPホールディングスは、経済成長が著しいアジア地域において、質の高いジャパン・エンターテインメントを当地の人々に受け入れられる形にするため、当地の有力メディアやプロダクションなどと連携し、当地の文化や生活習慣と融合したオリジナルコンテンツを創造していく。
それらを順次各国において、イベントやテレビ番組、ネット配信などを介してマルチ展開することにより、ジャパン・エンターテインメントの人気向上と日本ファンの増加、さらに、さまざまな日本企業とのタイアップ、スポンサード、さらには専用コンテンツの制作を通じ、アジア地域での日本企業による市場の獲得や、訪日観光の拡大に寄与することを目指す。
■合弁会社の概要
会社名:株式会社MCIPホールディングス
所在地:東京都新宿区新宿5-18-21(吉本興業株式会社東京本部内)
代表者:代表取締役社長横手 志都子
資本金:10.55億円(別途、資本準備金10.55億円)(予定)
出資額:3億円
出資比率:約14.2%(予定)