電通「広告小学校」プロジェクト、メセナアワード2014で優秀賞に
株式会社電通が推進する社会貢献活動である「広告小学校」プロジェクトが、公益社団法人企業メセナ協議会(以下「企業メセナ協議会」、※1)が主催する「メセナアワード 2014」※2において、優秀賞(子どもクリエイティブ賞)を受賞した。
広告小学校は、CMづくりを通して、子どもたちの「伝え合う力」の基礎となる「発想力」「判断力」「表現力」「グループによる課題解決力」などの基盤育成を目指すプロジェクトとして、2006年にスタート。東京学芸大学との協働で3年をかけて教材を開発し、希望する学校に無償提供しており、これまでに全国190校で2万2,000人を超える児童・生徒が体験している(詳細はhttp://www.dentsu.co.jp/komainu/)。
企業メセナ協議会は、こうした次世代の育成に資する電通の社会貢献活動について、「経営資源を子どものコミュニケーション教育に活かし、同社ならではの社会貢献活動として展開している。教材と指導方法をパッケージにすることで、全国各地の教育現場で活用されている」と高く評価している。
※1公益社団法人企業メセナ協議会とは
企業による芸術文化支援(メセナ)活動の活性化を目的に1990年に設立された、日本で唯一のメセナ専門の中間支援機関。企業メセナの社会的意義を発信し、文化振興の基盤を整備するために、調査研究、顕彰、助成、情報誌の発行、コンサルティング、国際交流等の事業を多面的に行っている。
※2メセナアワードとは
公益社団法人企業メセナ協議会が、企業によるメセナの充実と社会からの関心を高めることを目的に、1991年に「メセナ大賞」(2003年より「メセナアワード」に改称)を創設。以来、前年度に実施されたメセナ活動を自薦・他薦で毎春公募し、全国各地の優れたメセナ活動を表彰している。