サイバーエージェントとLINE、共同出資による新会社設立
株式会社サイバーエージェントとLINE株式会社は、共同出資による新会社設立について基本合意書を締結したことを発表した。
新会社では、ゲーム事業の連結子会社を9社保有するサイバーエージェントグループの開発リソースおよびゲーム開発ノウハウと、アジア地域を中心にLINEがグローバルで保有するユーザー基盤を組み合わせることにより、世界的に競争力のあるゲームコンテンツを開発・提供していく狙い。開発したコンテンツは、LINEのゲーム配信プラットフォーム「LINE GAME」を通じてユーザーに提供する。
■株式会社サイバーエージェント 取締役副社長 日高 裕介 コメント:
サイバーエージェントグループは、2009年よりフィーチャーフォン向けゲーム事業に本格参入をしました。2011年にスマートフォンゲームへ大きく舵を切り、現在はネイティブゲーム開発に注力しています。本事業の人員数は約1,700名にのぼり、現在42タイトルを提供しています。「戦国炎舞‐KIZNA‐(株式会社サムザップ提供)」や、「グランブルーファンタジー(株式会社Cygames提供)」をはじめ、提供する多くのタイトルがAppStore、GooglePlayの売上ランキングにおいて上位にランクインするなど、国内大手のスマートフォンゲーム事業に成長しました。この開発力を活かし、サイバーエージェントグループとLINEにしかできない魅力的なゲームの開発を目指してまいります。
■LINE株式会社 上級執行役員 CSMO 舛田 淳 コメント:
「LINE GAME」は、2012年11月より本格展開を開始して以来、自社および外部コンテンツプロバイダーと連携して開発したゲームコンテンツを、LINEのプラットフォームを通してユーザーに提供しており、ゲームプラットフォームとしての存在感を高めてまいりました。昨今では、国内のみならず良質なコンテンツを世界に提供すべく、グローバルにおける展開にも一層注力しております。今回、スマートフォンゲーム事業において、それぞれ得意ジャンルの異なるコンテンツプロバイダーを子会社として多数保有するサイバーエージェントと新会社を設立できることは、LINE GAMEが目指すグローバル展開の強化において大きなステップアップであり、非常に嬉しく思います。LINEのプラットフォーム力を活かしながら、全世界のユーザーにより良いコンテンツを提供していきたいと思います。