オプト、「Facebookの利用意識調査」を実施
株式会社オプトは10月1日、Facebookの利用に関する意識調査の結果を発表した。調査日時は7月19日~21日で、満15~69歳の男女個人1,295人(Facebookユーザー641人、ノンユーザー654人)から回答を得た。
Facebookの利用に関する「不安感・抵抗感」について聞いたところ、「電話番号などを入力するのが不安」85%、「実名や出身校を入れたくない」79%、「プライベートが他の人に知られるのが嫌だ」75%などが多数を占めており、プライバシー・プライベート情報が知られることへの抵抗感が総じて強いことが明らかとなった。
一方で「自分には投稿することがない」64%、「何を投稿したらよいかわからない」60%という人も半数を超えている。
また「Facebookを利用していない人の心理的な利用阻害要因」では、「SNSは全体に苦手である」が79%、「友達申請する相手がいない・少ない」が70%で、リテラシーの問題よりもネット上での社交・つき合いへの苦手感が強かった。
Facebook利用者で、利用上気にしていることでは、「投稿するときは、誰が見ているかに気を使う」が54%、「投稿内容について、自分の見え方に配慮して投稿している」が51%で上位になった。
Facebookユーザーに多く見られる傾向としては、「インターネット上の情報の選択には自信」「インターネット上の情報の見分けには自信がある」などITリテラシーへの自信、「海外旅行中のコミュニケーションは苦にしない」「海外生活」「海外留学経験」などの国際性がある一方で、「みっともない服装や髪型をしていると恥ずかしい」「自分は『リア充』な方だ」「他人に評価されないと自信が持てない」などの意識があることも判明した。