電通、東北ロクプロジェクトと協働で「未来創造プロジェクト」発足
株式会社電通は、一般社団法人東北復興プロジェクトと株式会社東北6次産業創出支援センターからなる「東北ロクプロジェクト」と協働で、「未来創造プロジェクト」を始動する。
東北復興に向け、農・漁業生産から製品化、販売サービスまでを融合する「6次産業モデル」の確立を目指し、さらには日本のあるべき未来社会の姿を探るべく活動していく。
東北ロクプロジェクトは、震災後、東北で活躍する6人の経営者が志を持って集結し、農・漁業の6次産業化などによる社会課題解決を実現する場として、2013年9月29日に宮城県名取市に複合商業施設「ロク ファーム アタラタ」 をオープン。現在、産業モデルとしての確立を図るべく、訪れた生活者に対して6次産業の価値を可視化することが差し迫った課題となっている。
今回、電通と東北ロクプロジェクトは、電通の有するアイデアを生みだす力とコミュニケーションスキルを生かして、東北の復興という社会課題解決への寄与と「6次産業モデル」の価値創出に取り組む。
その第1弾として、「ロク ファーム アタラタ」の6次産業モデル店舗化を推進し、電通が生活者視点で、理念や施設総体の仕組みをデザインすることで、生活者が6次産業の価値を体感できる場づくりを行う。
今後は、新商品・サービス開発、従業員施策など、6次産業モデルの価値を拡大する活動を行っていく予定。