博報堂DYHD、ウイングアーク1st社と マーケティング・ソリューション開発で業務提携
博報堂DYホールディングスは、ウイングアーク1st株式会社( 以下「ウイングアーク1st社」)と、継続的にマーケティング・ソリューションの共同開発を行っていくことについて業務提携契約を締結したと発表した。
博報堂DYホールディングスでは、新中期経営計画のひとつの成長ドライバーとして「“生活者データ・ドリブン”マーケティング対応力の強化」を掲げており、本取り組みの一環として、BI(ビジネスインテリジェンス)事業におけるデータ可視化をはじめとした高度な技術力とシステム開発力をもつウイングアーク1st社と、業務提携契約を締結したという。
なお、本業務提携後の最初の共同開発案件として、得意先企業のマーケティング活動のPDCAを支援するクラウド版ダッシュボード「Vision-Graphics™ powered by MotionBoard」のサービス提供を開始する。
「Vision-Graphics™(ヴィジョン・グラフィックス)」は、多様なマーケティング関連データを集約し、それらのデータの関係性を可視化することにより、生活者の情報接触から購買・コンバージョンまでの情報行動を構造化するツール。その新ラインナップとして、直感的な表現と豊富な分析機能を備え、またクラウド環境に対応し導入期間を短縮することができるようになった。
「Vision-Graphics™ powered by MotionBoard」は、本年9月から本番運用を開始する予定であり、逐次、博報堂・大広・読売広告社をはじめとする同社グループの各事業会社より、得意先企業へサービス提供を進めていく。
【ウイングアーク1st株式会社 会社概要】
商号 :ウイングアーク1st株式会社(英文表記:WingArc1st Inc.)
創業 :2004年3月
資本金:1億円
代表者:代表取締役社長CEO 内野 弘幸
従業員数:396名(2014年3月1日現在)
売上高 :133億円(2014年2月期) ※連結ベース
事業内容:企業の情報活用のための革新的なソフトウェア・サービス、
BIや帳票をはじめとするツール・ミドルウェア製品の開発・
販売・導入支援・保守サポートサービスの提供。