博報堂DYMP「テレビ視聴実態調査2014」、ソーシャルきっかけでテレビを見る人は約3割
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は8月4日、「テレビ視聴実態調査2014」の結果を発表した。
この調査は、首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)に住む15歳~69歳の男女1,200人について、テレビ視聴に関連する13のキーワード・76項目について、性・年齢別について集計したもの。調査実施期間は1月28日~31日。
生活者のテレビを見る視聴態度やスマートフォンやタブレットPCなどのマルチスクリーンとの関わり、テレビ番組を知るきっかけ、番組内容のソーシャルメディアでの共有状況に関する意識や実態について調査した。
その結果、「ソーシャルメディアきっかけでテレビ番組を見ることがある」が29.9%、 「WEBニュースをきっかけにテレビを見ることがある」が55.7%など、ネットからテレビ視聴につながる傾向があきらかとなった。また減少しているといわれる「リビングで、みんなでテレビ番組を見ることがある」は、78.9%と比較的高い実態もあきらかとなっている。
また、調査対象1,200人を9つのクラスターに分類した「テレビ視聴実態 クラスター分析」も実施。それぞれの比率について、「動画好きおたく男子」6.1%、「お疲れリーマン」(13.0%)、「アベレージマス」(28.2%)、「アナログシニア」(13.9%)、「リア充メリハリ人」(6.3%)、「ながらテレビ族」(9.1%)、「コンテンツ好きトレンダー」(9.9%)、「だら見女子」(7.8%)、「つぶやきティーン」(5.7%)となることも判明した。