メディアドゥ、米国大手の電子書籍読み放題サービス「Scribd」に、日本のコンテンツを独占的に提供開始

株式会社メディアドゥは、ドキュメント共有サービスのScribd Inc.(スクリブド 本社:米国カリフォルニア州)と戦略提携し、同社が手がける電子書籍サブスクリプション(読み放題)サービスに向け、日本の電子書籍コンテンツの独占的な提供を開始すると発表した。

Scribdは2007年に、ユーザーが作成したドキュメントを⾃由に共有出来るサービスを開設。月間8,000万人のユニークユーザーを有している。一般的には出版されないような学術文章やビジネスドキュメントを含む様々な文書を、オンライン上に約5,500万点以上を公開している。
ユーザーはこのドキュメントを閲覧することが出来るとともに、自分で公開したドキュメントに自由に価格を設定し販売することが可能。またドキュメントを公開した後に反響を見ながら価格を変更して販売する等、Scribdはソーシャルな機能を有したドキュメント共有プラットフォームのパイオニアとして世界中のユーザーにサービスを提供している。

Scribdはさらに、そのノウハウを活かし、昨年10月、電子書籍の読み放題サービスを開始し、現在ではHarperCollins, Simon & Shuster等、米国大手出版社の作品を含む40万タイトル以上が同サービスに提供されている。

今回メディアドゥは、Scribdの読み放題サービスのグローバル展開に向けて国内コンテンツを提供していくため、国内出版社への営業を進めていく。コンテンツ提供数や時期については今後調整していくとのこと。