大広、インド南部のチェンナイに現地法人を設立 デリー近郊にもオフィス開設
株式会社大広は6月16日、インド・チェンナイに現地法人「DAIKO ADVERTISING INDIA PRIVATE LIMITED」を設立したことを発表した。また、首都デリー近郊のグルガオンにもサテライトオフィスを開設し社員を常駐させる。チェンナイ本社、およびグルガオン・オフィスの2拠点体制で、南部市場・北部市場をカバーするとのこと。
チェンナイは、インド南部ベンガル湾に面するタミル・ナードゥ州の州都。「南インドの玄関口」とも呼ばれており、インド第4の主要都市となる。自動車産業、IT関連企業、ビジネス・プロセス アウト・ソーシング企業が盛んで、日系企業も進出している。
大広は、2012年にインターパブリック・グループ傘下であるLintas Indiaグループの広告会社「Pickle Advertising Pvt Ltd.」と業務提携を行い、インドに進出。以降も、日系クライアント向けに支援サービスを提供してきた。今回チェンナイに拠点を作り、ビジネスの拡大を図るのが狙い。Pickleとの業務提携は解消する。