電通、新入社員入社式で石井社長が訓示 2020年東京開催のオリンピック成功を使命に
株式会社電通の2014年度新入社員入社式が、4月1日、汐留本社ビル1階の電通ホールで行われ、石井社長が新入社員135名に訓示した。要旨は以下のとおり(原文ママ)
2020年のオリンピックとパラリンピックの東京開催決定は、東京だけでなく日本全体に、大きな希望と活力をもたらしました。この大会は、電通の仕事とも深く結びついており、大会を無事に成功させることは、私たちの大切な使命です。しかし、より大切なのは、この大会をきっかけとして、どのような日本の姿を、世界に対して示していけるか、という点です。
2020年はもとより、その後に続く日本の未来に向けて、どのような街、どのような暮らし、どのような社会を創り上げていくのか。そこには、電通にとって、より大きな使命とビジネスチャンスが広がっています。この多様なチャンスを幅広い視点で捉え、それぞれの仕事に結びつけることができることも、電通という企業が持つ強みであり、電通で働く醍醐味のひとつです。
電通グループの企業理念は「Good Innovation.」であり、これまでも、さまざまな転換期において柔軟な発想を失わずに、積極的に行動し、今日の成長を実現してきました。皆さんもぜひ、電通ならではのイノベーションの実現に向け、フレッシュな発想と行動力を、存分に発揮してください。
東日本大震災から3年がたちましたが、復興への最も強い原動力となるのは、私たち一人一人の心そのものです。広告は、人の心を動かし、世の中に希望と活力をもたらす力を有しています。広告ビジネスにおけるリーディングプレーヤーである私たち電通は、日々の仕事を通じ、日本の復興に大きく貢献することができる企業でもある、という自覚も持っていただきたいと思います。