博報堂、海外の低所得層を独自手法で調査する「HAKUHODO DIVE」開始
株式会社博報堂の社内専門組織「博報堂ダイバーシティデザイン」は、海外の低所得層(BOP層)の生活を独自の手法で調査し、結果を踏まえてマーケティング活動をサポートするプログラム「HAKUHODO DIVE」の提供を開始した。
低所得層(BOP=Base of the Pyramid層)向けのマーケティングは、生活改善という社会的意義から注目を集めているが、日常が把握しにくいという課題がある。「HAKUHODO DIVE」ではインドネシア・ベトナム・インド・ミャンマーなど各国で、生活実態や価値観を探る調査とともに、居住エリアに隣接した既存の小売店や体験調査を行うオリジナル店舗「TECH KIOSK」にて販売体験調査を行う。
「TECH KIOSK」は、世界の低所得層向けに活動するNPO法人コペルニクと博報堂が共同で開発したもので、インドネシアのバリ島にフラッグシップ店舗が開設されており、今後、各国で展開していく予定。