大日本印刷、エリア限定の雑誌ダウンロード覧サービスを開始 首都圏ドコモショップ10店舗で導入
大日本印刷(以下、DNP)は6日、エリア限定でデジタル雑誌の記事が閲覧できるサービス『チェックインマガジン・ゼロ』を開始した。
まずはドコモショップなど首都圏10店舗に導入される。ライフスタイルやファッションなどの8カテゴリー、厳選16タイトルのデジタル雑誌の中から読みたい記事をダウンロードすることができる。同社は関連事業として2017年度に20億円の売上を目指す。
チェックインマガジンは、生活者がスマートフォンやタブレット端末に専用アプリをダウンロード(無料)することで、特定のエリアや時間に応じたデジタル雑誌を自分の端末で閲覧できるサービス。DNPは2012年に当サービスを開始し、その機能の一部が国内の空港ラウンジや銀行などで採用されている。また、2013年夏には、出版コンテンツの2次活用のための制作・管理プラットフォーム「コンテンツビジネスバンク」を開発し、チェックインマガジンと連携してサービスを展開していた。
導入企業のメリットとして、来店した生活者の待ち時間のストレスを緩和する新たな顧客サービスの提供により、競合との差別化やブランド力の向上、顧客接点の強化、顧客満足度やロイヤルティの向上を実現し、店舗やショールーム、待合室やイベント会場などの“場”の価値を高めることができる、などとしている。