電通、ブロガー向けに独自のニューズレター配信 アジャイルメディア・ネットワークと業務提携

株式会社電通は、企業のソーシャルメディア活用支援などを手掛けるアジャイルメディア・ネットワーク株式会社と、新しい企業情報提供サービスについて業務提携したと発表した。

昨今のソーシャルメディアの発達と普及により、社会の出来事や企業活動(新商品の発売など)に関するコメントを、自らの視点でブログや Facebook、Twitter などに発信するブロガーや SNS ユーザーは増加の一途にある。それに伴い、企業が行う広報・PR 活動も、これまで主流であったマスメディアに向けたものに加え、ソーシャルメディアへの情報発信が不可欠となり、マスメディアとソーシャルメディアを連動させた、新しいコミュニケーションの形態が増えている。

こうした状況下、電通と AMN による提携サービスの第1弾として、ソーシャルメディア向け情報配信サービスの提供を開始する。

本サービスは、①企業が発信するさまざまな情報をもとにソーシャルメディア上の反響 やマスメディアでの論調傾向などについて、独自の切り口で編集したニューズレターを作成し、②ブロガー/SNS ユーザー向けにそのニューズレターを配信するもの。2社の役割分担は、電通がニューズレターの企画制作および本サービスの販売を、AMN がブロガー向けの情報配信や啓発活動を、それぞれ担う。

また、ニューズレターの企画、制作においては、著名なブロガーやネットメディアの編集者を外部編集委員(アドバイザー)として起用するほか、同ニューズレターをネットメディアやマスメディア向けに配信する計画も進めている。

ソーシャルメディア向け情報配信サービスは、本年 3月からの提供開始に向けて、現在テストマーケティング(確認と検証)を実施しており、試行希望のある企業(20社・先着順)に対しては、無償で提供している。