電通、ｅコマース領域のソリューション開発でとエスキュービズム連携
株式会社電通は、小売業向けにｅコマース(以下 EC)の開発とソリューションを提供している株式会社エスキュービズムと業務提携いたしました。今後、共同で新たな EC プラットフォームを構築し、同領域における新たなソリューションの開発とサービスを提供していく。
今日、EC 事業における課題は、集客方法、販売方法、コンテンツづくりや CRM(Customer Relationship Management)、オムニチャネル化など多岐にわたっている。
その結果、業務が煩雑になり、運営コストが増加してしまうといった悩みを抱える企業は少なくない。また、EC モールへの参加企業、自社 EC サイトを保有する企業、これから EC に参入予定の企業とでは、それぞれ規模や課題の範囲が大きく異なる。
こうした状況を踏まえ、電通とエスキュービズムは、顧客ごとに異なる企業規模や EC 事業における課題範囲に柔軟に対応できるｅコマース・ソリューションを開発すると発表した。
具体的には、顧客の抱える課題ごとにモジュールを組み合わせて、安価にサービスを提供できる EC プラットフォーム「DECIDE(Dentsu E-Commerce Ideal Designing Engine)」を開発中で、3 月上旬には販売を開始する予定。
「DECIDE」の特徴は、受注データ、サイト内の行動データ、広告の出稿データなどを組み合わせることで、統合的なマーケティング・データとして活用できる点にあり、広告領域からｅコマース領域までを結ぶ、幅と深みのあるソリューションの提供を目指す。
