ADK、エコ関連商品やサービスに関する生活者心理を調査

株式会社アサツー ディ・ケイが環境エネルギーに関する商品・サービス・ビジネス・マーケティング等の開発を目指して設立した「ADK環境エネルギー・カテゴリーチーム」は、環境エネルギー分野の研究者である 法政大学 地域研究センター 特任教授 白井信雄氏とともに、全国の生活者を対象に「環境エネルギー総合調査」を実施した。

この調査は、エコ行動に関する生活者心理を解明し、近い将来に起こる住まいや暮らしのスマートシティ化、環境エネルギーに関する商品やサービスの普及促進に役立てることを目的としている。

調査においては、人がエコ行動に積極的になれない心理=「エコストレス」に注目し、クールビズやウォームビズへの対応、太陽光発電システムやハイブリッドカーの購入など、30のエコ行動について、エコストレスを測りました。さらにエコストレスを感じる傾向をもとに、生活者を6タイプのクラスターに分類した。

また、これら30のエコ行動を促すモチベーションとなる心理要因についても、Ethical(倫理性)、 Economical(経済性)、Enjoyable(娯楽性)という、”3つのE”の視点をもとに分析した。
同チームでは今後、この調査結果をふまえて、スマートシティにおけるマーケティングビジネス開発、環境エネルギー関連商品の販売促進等の活動を行っていく。

◆調査結果トピックス
 ① お金が節約できないとエコ生活をしない若者。
   逆にシニアはエコ生活はかっこいいと考える。
 ② 意外にエコストレスが高い「エコ・イベント参加」「カーシェアリング」
  「太陽光発電システム設置」。
 ③ 省エネ家電の利用、地域リサイクル活動参加などは、
「重要と考える」が「実際には行っていない」。