プラップジャパン、経常利益24%増に 26年1Q決算
株式会社プラップジャパンは、平成26年8月期第1四半期決算を発表した。
<平成26年8月期第1四半期の連結業績>
(平成25年9月1日~平成25年11月30日)
売上高:10億8,200万円(前年同期比3.6%増)
営業利益:1億800万円(同 25.3%増)
経常利益:1億1,200万円(同 24.8%増)
四半期純利益:1,000万円(同 77.5%減)
外資系企業における日本市場での業務や広報予算の見直しなどの影響もあり、年間を通したリテナー契約よりも活動期間を絞り込んだ新製品の発表会やPRイベントなど、単発のプロジェクト契約が増加傾向となった。
引き合いが多い分野は、IT、ヘルスケア分野などで、金融機関におけるPR活動の問い合わせ等も増加傾向にある。
海外連結子会社においては、自動車関連の新製品イベント、危機管理トレーニングなどの受注を獲得し、堅調に売上を伸ばした。ソーシャルを活用したPR施策や既存顧客におけるCSR事業関連のPR活動を実施するなど、新しい分野での実績も積み上げている。また、WeChat「微信(ウェイシン)」を活用したコンサルティングサービスや動画制作サービスなど独自のPRサービスの開発も進め、サービスレベルの向上も図っている。
第1四半期連結累計期間は、前年同期に含まれなかった連結子会社のウィタンアソシエイツ株式会社の売上高が連結業績に寄与している一方で、創業者で元代表取締役会長の故矢島尚氏の在任中の労に報いるため、役員退職慰労金の功績加算分3,500万円などを特別損失として計上した。