博報堂生活総研、1月の消費意欲指数は12月の反動で大幅減
株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は1月7日、「生活インデックスレポート・消費動向編・1月(消費意欲指数・デフレ生活指数)」を発表した。
「生活インデックス」とは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数。それによると、1月の消費意欲指数は50.8点と、前月比でマイナス4.7ポイントの大幅低下となった。前年同月比でもマイナス4.6ポイントとなっている。
先月は、増税前最後のボーナスを原資に、高額商品の購入意欲が高まり、消費意欲指数も昨年最高値を記録した。今月はその反動が大きかったとみられる。1月は新春セールや福袋の季節だが、セールに関するコメントも昨年に比べてやや少なくなっており、「買いたいモノ・サービスがある」人の割合も昨年から大きく低下した(13年1月:35.4%→14年1月:28.7%)。
なおデフレ生活指数は、63.2点で12月とほぼ同水準だが、前年同月比ではマイナス3.7ポイントと下回っている。