電通とアライドアーキテクツ、Facebook活用した潜在的ファン層の顧客化支援
株式会社電通とアライドアーキテクツ株式会社は、Facebookを活用したファン顧客育成・ワンストップサービス『モニプラ ファン to ファン powered by D-hints』を開発したと発表した。
本サービスは、電通が提供するオープンイノベーション&コ・クリエーション・プラットフォーム「D-hints(ディーヒンツ)」※1と、アライドアーキテクツが提供する Facebook マーケティングプラットフォーム「モニプラ for Facebook」※2を連携させて、「ファン顧客」による「潜在顧客」の育成を行いながら、独自のファンコミュニティを構築していくソリューションサービス。
「ファンがファンを呼ぶ」という従来のソーシャルメディアマーケティング支援事業にとどまらず、「ファンがファンを育成する」という生活者同士の“共鳴”によるエンゲージメントの強化を実現する。
具体的には、「モニプラ for Facebook」が擁する 100 万人超のユーザーネットワークや、既に企業の Facebook ページに「いいね!」をしている既存ユーザーの中から、アンケート調査を通して「ファン顧客」(すでに企業のファンである生活者)と「関心顧客」(企業への関心はあるが、まだファンになっていない生活者)を抽出し、両者を引き合わせるコミュニティを D-hints 上に構築する。
設定したテーマに基づきコミュニティ内で意見交換を行い、一定期間にわたる交流を積み重ねることで、「関心顧客」の意識変容を生み出し、潜在的ファン層の顧客化に繋げていく。
昨今、ファンコミュニティを活用した企業のマーケティング手法は高い注目を集めており、大手企業を中心に多数の事例が生まれています。また、今や広く浸透している Facebook のマーケティング活用においては、単なる Facebook ページへの集客という段階を超え、「運用を通じたファンとのエンゲージメントの構築」へと課題が移行してきている。
電通とアライドアーキテクツは、マーケティングに関する豊富な知見・ノウハウと、国内最大規模のソーシャルメディア・ユーザーネットワークという両社の強みを生かし、今後も協業による新しいサービスの開発とその提供に、積極的に取り組んでいく。
※1「D-hints」 とは
電通が 2012 年から提供している、オープンイノベーション&コ・クリエーションプラットフォーム。数千人・数万人規模の多人数参加者による、商品/事業開発・業務改善に関するアイデア収集や、生活者に関するターゲット・インサイトの深掘り、ターゲット層を深く巻き込むキャンペーン展開が可能であり、大手企業・地方自治体・大学などにおける、数々の導入実績がある。
※2「モニプラ for Facebook」とは
アライドアーキテクツが 2011 年から提供している、法人向けの Facebook マーケティングプラットフォームサービス。Facebook 上で、懸賞やフォトコンテスト、サンプリング、人気投票などのキャンペーンが実施できるアプリを多数提供しており、これまでに大手企業を中心に 500 社以上の Facebook マーケティングに活用されている。