電通子会社ら、地域密着のデジタル広告専門会社「電通デジタル・ネットワークス」設立

株式会社電通デジタル・ホールディングス(電通の100%子会社)は、ソウルドアウト株式会社(オプトの100%子会社)と、株式会社サーチライフ(ソウルドアウト子会社)とのJV(ジョイントベンチャー)として、地域密着型のデジタル広告専門会社「株式会社電通デジタル・ネットワークス」(以下「DDN」)を設立し、1月中旬より営業を開始すると発表した。

リスティング広告を中心とする運用型広告は、都市圏の大企業のみならず、地方の中核企業、中小企業に至るまで、インターネットを活用した販促活動を可能にし、その市場の裾野は拡大を続けてる。一方で、運用型広告を取り扱っていくためには独自の運用体制と専門的なノウハウが求められるため、一般的な広告会社では十分な体制が確保できず、地方ではクライアントに十分なサービスが提供できているとは言えない状況が生じている。

こうした課題やニーズに対応していくため、各地の電通関係会社が長年培ってきた地域に密着したビジネス基盤と、ソウルドアウトグループの中小事業主向けの運用型広告に関するノウハウを融合させたJVとしてDDNを設立することにしたという。DDNでは今後、電通関係会社のオフィス内にDDNの営業所を開設し、地域において豊富な営業経験を持つ電通関係会社の社員と、運用型広告の提案から運用までの実務に長けたソウルドアウトグループのスタッフでチームを編成し、地域のクライアントに対し費用対効果を最大化する販売促進プランの提案を行っていく。また、クライアントの状況に応じ、電通本社やネクステッジ電通もこれらの協業を支援していく。

DDNの全国展開にあたり、まずは平成26年1月から、広島(株式会社電通西日本広島支社と協業)、岐阜(株式会社電通名鉄コミュニケーションズ岐阜支社と協業)、長野(株式会社ながのアド・ビューロと協業)で営業を開始し、今後も全国各地で順次営業所を開設していく予定。
なお、電通グループならびにソウルドアウトグループは営業所開設エリア外でのクライアント・サービスの体制も整備し、ソウルドアウトの既存11拠点(札幌/新潟/大宮/東京/横浜/静岡/名古屋/福井/大阪/神戸/福岡)はこれまで通りソウルドアウト単体として営業活動を行っていく。

新会社の概要は以下のとおりです。

■新会社の概要
会社名 : 電通デジタル・ネットワークス(略称:DDN)
役 員 : 代表取締役社長 高森 雅人
     (電通 デジタル・ビジネス局 専任局次長より出向)
     取締役 柿崎 茂人(電通 デジタル・ビジネス局 専任局次長)
     取締役 大久保 克彦(電通 BI推進室 BI戦略部長)
     取締役 荻原 猛(ソウルドアウト 代表取締役社長)
     取締役 木村 裕一(ソウルドアウト 事業開発室 室長)
     監査役 阿部 満(DDH 取締役執行役員兼CFO)
設立日 : 平成25年11月22日設立、平成26年1月中旬営業開始
資本金 : 1億円(別途、資本準備金1億円)
出資比率 : DDH 90%、ソウルドアウト 6%、サーチライフ 4%
所在地  : 東京都港区東新橋1-8-3 汐留アネックスビル3階(DDHオフィス内)
代表電話 :03-6252-1721 URL:http://ddnws.co.jp
営業所  : ・広島営業所
       広島県広島市中区袋町5-25 広島袋町ビルディング13階
        電通西日本広島支社内
・岐阜営業所
       岐阜県岐阜市若宮町9-16 トーカイビル3階
        電通名鉄コミュニケーションズ岐阜支社内
      ・長野営業所
        長野県長野市中御所1-53
        ながのアド・ビューロ本社ビル内