インテグレートら設立のSPARK、ケンタッキーフライドチキンの循環型O2Oキャンペーン実施

SPARK 株式会社(以下:SPARK)がコンサルティング案件第1弾として支援する、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社(以下:日本KFC)が展開するケンタッキーフライドチキン(KFC)の『自分も美味しい、みんなも美味しい。「ハートフル・クリスマス」』キャンペーンがスタートした。

WEB上でゲーミフィケーション(※1)の要素を用いた、参加型のキャンペーンとなっている。特設サイトにアクセスし、無料のガチャを回すとクーポン券と共に、ハートマークが出て、特設サイトのバーレル(※2)にハートがたまっていき、参加登録や、友達にシェアすることで、ガチャを回せる回数が増えるなど、さらなる特典を獲得できる仕組み。

また、WEB上のみでなく首都圏10店舗のデジタルサイネージと連動、ハートが集まっている様子がリアルタイムで見られる。その場で、デジタルサイネージのQR コードからキャンペーンに参加することもできる。期間は2013年11月18日~12月20日。

また、本キャンペーンでは、参加者がクーポンをもらえると同時に、その参加数に応じて最大100 万円が、飢餓の撲滅を目指す国連唯一の食糧支援機関である国連WFP を通じ、途上国の子どもたちの健全な発育と就学率の向上を目指す学校給食プログラムに寄付される。

一般的にはリアルとWebをつなぐ概念として用いられている「O2O」は、「Online to Offline」の略称として使われていることが多く、Webから、オフラインのリアル店舗等への送客や購買行動の促進のための施策が主に行われている。

しかし、SPARKでは、単発的で一方向的なO2Oのキャンペーンを行うのではなく、継続的な顧客育成を目的にしたデジタルとリアルを循環するマーケティングを目指すとし、今回のキャンペーンでは、「ハートを集めたくなる」マルチウィンなストーリーと、ゲーミフィケーションの要素を加えたコンテンツにより、繰り返し参加・来店したくなり、その結果顧客とのエンゲージメントを強める循環の仕掛けをつくり出す狙い。

※1 ゲーミフィケーションとは、ゲームの手法・仕組みを用いて、問題の解決やユーザー契約などを獲得すること。
※2 バーレルはKFC 独自の樽型パッケージ。

 

■リンク
http://sparkinc.jp/